期日
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山名
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コメント
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参加者
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1月18日
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操山 (岡山県)
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例年行われている新年の登り初め、新年会、総会を今年も岡山市の操山で行いました。
9時に岡電東山電停前を出発。奥市グラウンドから原爆慰霊碑の脇を通って旗振り台へ。そこで懐かしのUさんと合流することがで゛きました。お顔の色艶もよく壮健ておられる事に皆一様 に安堵し手を握り合って喜びました。
旗振り台て10分の休憩を取り、馬野さんと共に八畳岩古墳へ。古墳の中に入ったり八畳岩の上に登ったりと、しばし古代史に思いを馳せたあと金蔵山古墳をかすめて沢田地区の柿木畑へと抜け、仕上げに沢田大塚古墳の中を見学して里山センターへ向かいました。
雲一つない透き通るような冬空のもと、気持ちの良い新年の山行となりました。
総会では提起された案件も承認され、今年9月に台湾への海外遠征も実施することになりました。
9:00 東山電停前出発―旗振り台―八畳岩古墳― 金蔵山古墳―沢田大塚古墳―里山センター(10:50)―里山センター(13:30)―東山電停前で 14: 00 に解散
里山に 古墳あまたや 冬日差
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43名
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2月 14〜15日
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ダルガ峰 (岡山県)
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西粟倉村のダルガ峰(1163m)に登りました。国民宿舎あわくら荘に泊まって近くの雪山に登る例会山行は今年で連続8回目となりました。
14日 先発メンバー11名は昼食後、大茅スキー場から上部に向かって、前日に降り積もった新雪をラッセルしながら3時間程度、足慣らしをしました。
15日 7:30あわくら荘を出発し、大茅スキー場へ。スノーシューや輪かんを付けて、スキー場の隅を登り始めました。昨日、ラッセルした途中のルートまで一気に高度を稼ぐことができました。そこから踏み跡のない新雪の山に入りました。あいにくの曇天でしたが、ラッセルを交代しながら誰も歩いていない新雪のフィールドに道をつけながら登るのは最高の気分でした。
10:05 避難小屋に到着。少し休んだ後、ダルガ峰をめざして出発しました。10:50ダルガ峰に到着。冷たい風が吹いていたため集合写真だけ撮って早々に下山開始。一気にスキー場まで下山して、カツカレー、カツ丼の昼食を食べながら迎えのバスの到着を待ちました。その後、温泉でさっぱりして帰路につきました。
6:30朝食−7:30あわくら荘出発−8:00大茅スキー場出発−10:05後山若杉歩道避難小屋−10:50ダルガ峰−11:20避難小屋出発−12:20スキー場着(昼食)−14:00あわくら荘(入浴後)出発
新雪に 沈むカンジキ さわさわと
こもれ陽映える 粟倉の峰
スノーシュー 美作播磨の 国境
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15名
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3月16日
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雨乞山 (岡山県)
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湯原温泉の背後にそびえる雨乞山に登りました。下山した時の温泉の楽しみにつられて34名の多数の参加者がありました。
湯原インタ−を降りて雨乞山を見ると、な!な!なんと雪!!! 軽い足ならしの林道を少し汗が出るくらい歩くと登山口に到着。
そこからは雪道。足元の不安定なところ、滑るところ、ラッセルのところを登り電波反射板の所で休憩。
同じような道を登り、昼食予定の展望台を過ぎ、一路頂上へ。
天気は晴れたり曇ったり。風がちょっと強かった。
足元の滑る中を展望台まで下山。みんなで昼食をとり、一気に下山予定が、反射板の所で一服。
下山してからはみんな温泉に。記憶に残る山行となりました。
9:00ひまわり館−10:40電波反射板−11:55頂上−12:20昼食−13:00下山開始−2:20ひまわり館
よもやかと 残雪ふみし 登山道
雨乞山 春まだ遠く
雨乞山 深く踏み行く 春の雪
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34名
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4月20日
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紫雲出山 (香川県)
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香川県三豊市詫間町にある紫雲出山(しうでやま352m)に登りました。
朝から雲行きが怪しい。二台のバスが箱峠登山口に予定時刻を少し遅れて到着して、久しぶりの再会を笑顔で交わしました。
当初の下山コースが工事中のため、行程が折り返しになるとリーダーから説明があり、その後、今回初めて参加される4名の女性の自己紹介がありました。
空模様を気にしながら丸太階段の続く登山道で直ぐに汗が滲みました。途中展望の良い新田の城跡付近で大休憩。目前にある山頂を目指す。山頂は葉桜になったソメイヨシノの群れの中に八重桜が満開でした。また深紅のシャクナゲには目を奪われました。
雨こそ降りませんでしたが、晴れていれば周囲の眺望は最高のビューポイント。口惜しいですが自然に従う他ありません。
山頂付近で集合写真を撮り、来た道を下山。健脚諸氏には少々ものたりない行程でしたが、浦島太郎伝説に彩られたロマンの紫雲出山でした。
下山後は温泉に浸かり、そして折角の讃岐路ですから讃岐うどんを堪能し、帰路に着きました。
9:30登山口-11:20山頂-12:30下山-13:30登山口着
山頂に 紅たわわなる 八重桜
紫雲出山 今咲きほこる八重桜
かすみに浮ぶ 瀬戸の島々
紫雲出山 五十余人のリュック列
目ざす展望 瀬戸の島なみ
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50名
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5月18日
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船通山 (鳥取・島根県)
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今回訪れたのは奥出雲にある船通山(1143m)、念願叶って登山日和です。
スタートから約30分は舗装道でしたが、登山口からは古い石畳と沢の流れを聞きながら、鳥上滝へ。ここからは新緑の木立からもれる光を浴びながら進む。急登を乗り越えると突然視界が開けて山頂に到着です。
山頂は広い台形の草原状で、中央には出雲神話に出てくる、アマノムラクモの剣の碑や鳥居、祠が鎮座。周囲に目をやると、一番に飛び込んできたのが大山です。中国地方の峰々、360度の展望を楽しみながら、涼しい風を受けて、昼食タイムです。
残念ながらカタクリの満開は過ぎていましたが、ハイカー達はポツリポツリとあちこちに咲くカタクリの花にレンズを向けて名残惜しそうにしていました。
展望を堪能した後、新緑の木立を縫いながら沢の流れに沿って亀石コースを辿り下山しました。
下山後はヌルヌルした日本三大美肌の湯に浸かり、汗を流して帰途につきました。
9:30わくわくプール出発〜10:05鳥上滝コース登山口〜11:25船通山山頂(昼食)〜12:10下山開始〜13:20亀石コース登山口〜14:10斐乃上温泉着(入浴)
船通の峰をめざせし 沢ぞいの
急峻たどれば 眺望や涼し
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28名
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6月8日
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白木山 (広島県)
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広島市安佐北区にある白木山(889m)に登りました。
予定通り白木山駅付近を出発。梅雨の合間の曇り空の下、一般道を登山口に向かいスタ−ト。約10分で登山口に到着。蒸し暑く、すでに汗が流れ始めているが早速急登が始まる。ほとんど足元ばかり見ながら、あえぎながらひたすら登っていく。
途中約20分ごとに5回の小休止をとり、約2時間40分かかって眺望のいい頂上に着いた時の達成感、開放感はこれぞ登山の醍醐味というもの。
広々とした山頂で他の登山客と一緒に至福のランチタイム。
下山はなだらかな尾根道からヤマアジサイの群生している長い林道を経て、KDDIの無線局の建屋のそばからの約50分の急な下りに挑戦。そして沢路を20分ほど下って上深川の登山口に全員無事到着。
累積標高差が登りも下りも1000mを超える今までにないハ-ドな里山歩きでしたが、天候に恵まれたことと、皆様の思いやりと協力により無事に山行を終えることが出来たことに感謝するとともに、三世代同伴のアットホームなさわやか山の会が存続していくことを願う次第です。
9:10白木山駅側登山口−11:50白木山頂上(昼食)12:45−16:05上深川登山口着
白木山 おりなす急峻 流る汗
四方を見下ろす 峰なるランチ
急登を 終えて林の 梅雨茸
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33名
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7月 19〜21日
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日光白根山 (栃木・群馬県)
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梅雨明け直前の日光白根山(奥白根山)2,578mに登りました。
ロープウェイで標高2,000mの頂上駅まで一気に上がり、二荒山(ふたらさん)神社の登山口前で全員揃って写真撮影。自然散策組4名と分かれて山道に。瑞々しいハクサンシャクナゲに目を奪われました。
空が明るくなり、雨具を脱ぐと雨が落ち始め、小雨も上がり雨具を脱ぐとまた雨がぱらっと。気まぐれなお天道様に翻弄された感じ。
11:40日光白根山の山頂に到着。太陽が顔を出し、晴れ晴れとした昼食を楽しむことができました。
翌日は、旧軽井沢の散策を楽しんだ後、帰路につきました。
19日(土)
5:30ちょう外科-6:40倉敷駅北口-17:50「吟松亭あわしま」着(泊)
20日(日)
7:00朝食-7:30宿発-8:20ロープウェイ-9:00二荒山神社登山口-11:40白根山頂上(昼食)12:25-14:30ロープウェイ頂上駅-15:00ロープウェイ駐車場発-18:00「軽井沢パイプのけむり」着(泊)
21日(月)
7:00朝食-8:25旧軽井沢散策9:30-18:50倉敷-福山
はるけくも バス路こえ行く 白根山
雨具せわしき つゆ明けの峰
梅雨合羽 脱いでまた着て 白根山
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35名
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8月23日
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三倉岳 (広島県)
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広島県大竹市の北にある三倉岳(702m)に登りました。
チャ−タ-した大型バスに倉敷と福山から乗り合わせて出発。予定より少し早く三倉岳登山口駐車場に到着。記念撮影など済ませBコ−スの登山口から登山を開始しました。
すぐに急登が始まり、最初のピ−クの朝日岳まで小刻みに休憩をとりながらゆっくりと登っていきました。朝日岳と中岳の按部に荷物を置き、朝日岳までの5分の急登を往復したのち、二番目のピ−クの中岳への鎖場を無事に通過して中岳の頂上に約30名がすし詰め状態で立ち、素晴らしい眺望とスリルを味わいました。
続いて最大の難所の夕日岳への長い鎖場も渋滞しながらも皆さん必死でなんとかクリヤ−して、予定より約1時間遅れでようやく夕日岳の頂上にたどり着き、至福のランチタイム。
下山は空荷で三角点を往復したのち、Aコ−スを下り約1時間半で全員無事に駐車場に帰着。バスに乗り国道を30分ほど走ったところにある道の駅「スパ羅漢」の温泉で汗を流し、中国道から尾道道を経由して帰りました。
今回も福森さんから葡萄の差し入れがありました。ご馳走様でした。バスの中ではK会長提供のビデオ映像を楽しむことが出来ました。ありがとうございました。
9:30三倉岳休憩所駐車場出発 − 11:10朝日岳と中岳の鞍部着 − 11:40〜11:50中岳頂上 − 12:40〜13:30夕日岳頂上−15:00駐車場着
なお続く 残暑の急登は 三倉岳
危うき鎖 高嶺の歓喜
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31名
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9月 19〜23日
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雪山
(台湾)
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さわやか山の会創立15周年を記念して初の海外遠征。台湾第2の高峰、雪山(せつざん、3,886m)に登りました。
9/19 9:00広島空港を発ち、台北桃園空港到着。早速、通訳ガイド高昌賢さんとバスで九彬に向かう。足慣らしに台湾百岳の基隆山(587m)に大汗をかきながら登った。
9/20 武陵登山口の管理事務所で教育ビデオを見せられた後、登山開始。シチカ山荘(2,510m)泊。
コックが作ってくれる数々の料理を美味しく頂く。日本人の口に合った味付けに安心する。
9/22 深夜の1:30起床。3:00山小屋を全員で出発。雪山東峰の手前でご来光。平日のため登山者は少なく、山は独り占め状態だった。東峰往復組の二人は遅れながら登る。
7:20三六九山荘(3,200m)着。ここから先、一人でも不調者が出た場合、そこから全員撤退すると登山ガイドリーダーの王さんから厳しく言い渡されていた。3名が悩んだ末、勇気ある決断をして小屋で待機。One for allに感激と感謝をしながら、残る14名で山頂に向かう。
北アルプスの涸沢のようなカールに出る。11:35高度障害に耐えながら14名が雪山(3,886m)の山頂に立った。
9/19 広島空港-台北桃園空港、基隆山登頂、九彬観光、台北・王朝大酒店(泊)
9/20 台北-14:55武陵登山口-16:15シチカ山荘泊
9/21 1:30起床-3:00シチカ山荘発-6:15雪山東峰-7:20三六九山荘-10:05カール下-11:35雪山山頂12:10-14:30三六九山荘-18:05シチカ山荘(泊)
9/22 7:00シチカ山荘発-7:50武陵登山口-11:30礁渓温泉-王朝大酒店―龍山寺-華西街観光夜市-台北(泊)
9/23 故宮博物院、忠烈祠観光-台北桃園空港-広島空港
露天湯に
雪山登頂の
汗流す
夜明け前
フラッシュライトに
歩をあずけ
雪山めざし
いどみし台湾
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19名
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10月 18日
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可部冠山 (広島県)
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広島県広島市の北にある可部冠山(735m)に登りました。
チャ−タ-した大型バスに倉敷と福山から乗り合わせて出発。ほぼ予定通り南原ダム付近駐車場に到着。初参加者の紹介など済ませ、異次元空間を思わせるような大きなトンネルを通り登山口をめざしました。
登山口でトイレ休憩をし、登山開始。すぐに急登が始まり、20分余りで尾根道に出て小休止。雑木の茂る小さなアップダウンを繰り返す尾根道を秋晴れの木漏れ日を受けながらゆっくりと登っていきました。やがて南原揚水発電所の上池(明神ダム)がよく見える地点に到着中休止。そして途中、マムシに出会ったり、急登があったりしましたが約1時間で頂上に到着。眺望の良い頂上では秋晴れの強い日差しの中小さな木陰に寄り添うように至福のランチタイム。
下りは登りとは別ル−トで下山。途中からなだらかな渓流沿いの道を約1時間で反対側の登山口に到着。あとは舗装道路を約1時間歩いてバスに帰着。
すぐにバスに乗って「可部の湯」へ。ちょっとゴ−ジャスな風呂で癒しのひと時を過ごし帰路に着きました。道中のバスの中ではいつものようにK会長提供のビデオ映像を楽しむことが出来ました。ありがとうございました。
9:20南原ダム付近駐車場出発―9:50下流側登山口出発―10:50〜11:00明神ダム付近―12:10〜13:00可部冠山頂上−14:00上流側登山口到着−15:10駐車場着
杉林 抜けし明るさ 谷紅葉
急峻を 登り下りと 息を継ぐ
落ち葉ふみ行く 秋のかんむり
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34名
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11月15日
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蒜山 (岡山県)
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中蒜山から下蒜山まで32名の参加者全員で縦走しました。
バスの中では9月例会の台湾雪山遠征で会長が撮影されたビデオを会長の解説付きで楽しみました。
予定通り9時前に中蒜山登山口の塩釜ロッジ駐車場に到着。すでに朝市が始まっていて、採れたての野菜を買い求めてバスまで戻られる人もおられました。雨が降り出したので、いきなり雨具を付けて色鮮やかな隊の出発です。
登山者が少なく、静かな山路の落ち葉を踏みしめながら黙々と歩を進めました。中蒜山の避難小屋で昼食タイム。狭い小屋の中は私たちだけでいっぱいになりました。食事の後、山頂で集合写真を撮ってから下蒜山に向けて縦走を開始しました。
もともと蒜山の土は黒ボクと呼ばれる火山灰特有の粘土質の土で、その上、雨でぬかるんだ状態だったので山路は滑りやすく、転倒する人も少なくなかったようです。
降ったり止んだりの雨模様でしたが、かろうじて明るい時間に犬挟峠まで下山できました。心配顔の運転手さんが皆さんの黒く汚れた手にご親切に洗い水をかけて下さいました。優しい心遣いに感謝です。
雨と汗で冷えた体を「蒜山やつか温泉快湯館」で温もって帰路につきました。お疲れさまでした。
8:55塩釜ロッジ駐車場着−9:20登山口出発−11:30中蒜山(昼食)12:15−14:20下蒜山−16:30犬挟峠登山口着
落葉雨 尻餅の数 言い合ひつ
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32名
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12月20日
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神ノ上山 (岡山県)
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和気富士(172.4m)から神ノ上山(369.9m)まで39名全員で縦走しました。
烏帽子岩・岩山・前ノ峰・穂高山・涸沢峰・奥の峰・神ノ上山・槍ヶ峰・白岩山とピ−クを制覇しました。
9:00和気駅に集合。朝は寒かったがお天気に恵まれた1日でした。防寒着を着たまま登山口まで。そして最上稲荷で防寒着を脱ぎ一気に和気富士頂上へ約25分で登頂。そこからは尾根伝い。木立に葉が少なく和気の景色を堪能しながら、岩山で休憩。そこに季節外れのツツジの花が咲いていました。歓迎してくれていると勝手に理解をし、神ノ上山を目指し岩場・土道を登ったり下ったりしながらいくつもの山を乗り越えました。
途中にはまたツツジの花も咲いておりました。神ノ山山頂で待望の昼食をとりました。そして写真撮影を済まし、鵜飼谷温泉に向け下山開始。
途中まではUタ−ン。奥の峰を過ぎた分岐で槍ノ峰方向へ下山。滑りやすい岩の道を、注意深く一歩一歩足を出して全員下山しました。
温泉に入りさっぱりとして和気駅めざして歩く。最後に汽車の時間が気になりちょっぴり速足? 何より全員元気に下山できました。約10kmの距離でした。お疲れさまでした。
9:00和気駅集合−9:15登山口出発−9:40和気富士山頂−12:30神ノ山山頂−13:15下山開始−14:30鵜飼谷温泉−15:00温泉出発−15:59和気駅乗車
冬登山 ハモニカ演奏 受け継がれ
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39名
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