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2014年(平成26年) 例会山行報告
   
期日 山名 コメント 参加者
1月19日 操山
(岡山県)
 大寒前日の冷涼な朝、岡山電鉄東山電停前に広島・岡山の両県から老若男女57名が集結。新加入の会員2人の挨拶を受け、新春恒例の「総会登山」を始めた。
 操山里山センターで新年総会を開くのも今年で3回目となり、会員にとっては通い慣れた我が家の庭のような山行である。足取りも軽やかであった。
 東山電停からソロプチミストの森を抜け、なだらかな小道を歩くこと25分。三勲神社跡で5分間の休憩。カナメモチのトンネルをくぐり169mの操山山頂を極め、萩の塚古墳の石室を斜めに見ながらひたすら明善寺城を目指した。ここで10時となり、10分の休憩。
 竹やぶや柿の木畑を抜けて恩徳寺へ。里山センターには10時40分の到着となった。
 記念写真を入口の階段で収め、総会準備となる。 総会はこれまた恒例の「豚汁」を存分に堪能しながら、新年会の様相を呈した面も見せて今年度山行計画の6月の予定日を変更しただけで原案通り承認。盛会のうちに終えることができた。
 午後1時すぎ、ふれあいの辻から旗振り台を経て護国神社へ。予定通り午後2時の解散となった。

9:00東山電停発−9:25三勲神社9:30−10:00明善寺城跡−10:10明善寺城跡発−10:40操山里山センター着−総会・昼食−13:10里山センター発−14:00東山電停着(解散)

 参加者に 若人多し 初登山

 みさお山 きずな結べる 山の会
      五十余人で 味わうとん汁
57名
2月
15〜16日
若杉峠
(岡山県)
 西粟倉村のスノーハイクは今年で7年目になりました。今回の参加者は過去最高の29名。新雪にも恵まれて、とても賑やかで笑い声の絶えない雪山山行になりました。
 2/15 先発隊25名は横殴りの風雪にもめげずに、大茅スキー場の奥へ向けて往復3時間ほど軽く足慣らしをしました。
 最高到達点で記念の雪だるまを作ってから下山しました。あわくら荘に戻り、後発隊4名と合流して温泉で温もったあと、お楽しみの大宴会に。大鍋を囲んで、大いに食べ、飲み、歌い、笑い、全員で士気を高めました。
 2/16 6:30朝食。昨日とうって変わって青空がのぞく晴天の兆し。大茅スキー場でバスを乗換えて登山口へ。
 かんじきやスノーシューを装着して、踏み跡のない新雪をラッセルしながら若杉峠をめざしました。難なく峠に到着。
 若杉峠の展望所で氷ノ山などの山並みの眺望を楽しんだ後、一気に駆け下りました。

6:30朝食−7:30あわくら荘出発−8:10若杉原生林登山口−10:40若杉峠展望所−11:00下山開始−12:05登山口−12:35大茅スキー場レストハウス着(昼食)−あわくら荘(入浴)





 白銀に 列なすリュック 鮮やかに
     はずむトレック 新雪こえて

 県境の 小屋に積れる 雪五尺


29名
3月16日 雨乞山
(岡山県)
 湯原温泉の背後にそびえる雨乞山に登りました。下山した時の温泉の楽しみにつられて34名の多数の参加者がありました。
 湯原インタ−を降りて雨乞山を見ると、な!な!なんと雪!!! 軽い足ならしの林道を少し汗が出るくらい歩くと登山口に到着。
 そこからは雪道。足元の不安定なところ、滑るところ、ラッセルのところを登り電波反射板の所で休憩。
 同じような道を登り、昼食予定の展望台を過ぎ、一路頂上へ。
 天気は晴れたり曇ったり。風がちょっと強かった。
 足元の滑る中を展望台まで下山。みんなで昼食をとり、一気に下山予定が、反射板の所で一服。
 下山してからはみんな温泉に。記憶に残る山行となりました。

9:00ひまわり館−10:40電波反射板−11:55頂上−12:20昼食−13:00下山開始−2:20ひまわり館

  よもやかと 残雪ふみし 登山道
          雨乞山 春まだ遠く


  雨乞山 深く踏み行く 春の雪

34名
4月20日 紫雲出山
(香川県)
 香川県三豊市詫間町にある紫雲出山(しうでやま352m)に登りました。
 朝から雲行きが怪しい。二台のバスが箱峠登山口に予定時刻を少し遅れて到着して、久しぶりの再会を笑顔で交わしました。
 当初の下山コースが工事中のため、行程が折り返しになるとリーダーから説明があり、その後、今回初めて参加される4名の女性の自己紹介がありました。
 空模様を気にしながら丸太階段の続く登山道で直ぐに汗が滲みました。途中展望の良い新田の城跡付近で大休憩。目前にある山頂を目指す。山頂は葉桜になったソメイヨシノの群れの中に八重桜が満開でした。また深紅のシャクナゲには目を奪われました。  雨こそ降りませんでしたが、晴れていれば周囲の眺望は最高のビューポイント。口惜しいですが自然に従う他ありません。
 山頂付近で集合写真を撮り、来た道を下山。健脚諸氏には少々ものたりない行程でしたが、浦島太郎伝説に彩られたロマンの紫雲出山でした。
 下山後は温泉に浸かり、そして折角の讃岐路ですから讃岐うどんを堪能し、帰路に着きました。
 9:30登山口-11:20山頂-12:30下山-13:30登山口着


  山頂に 紅たわわなる 八重桜


  紫雲出山 今咲きほこる八重桜
        かすみに浮ぶ 瀬戸の島々


  紫雲出山 五十余人のリュック列
         目ざす展望 瀬戸の島なみ
50名
5月18日 船通山
(鳥取・島根県)
 今回訪れたのは奥出雲にある船通山(1143m)、念願叶って登山日和です。
 スタートから約30分は舗装道でしたが、登山口からは古い石畳と沢の流れを聞きながら、鳥上滝へ。ここからは新緑の木立からもれる光を浴びながら進む。急登を乗り越えると突然視界が開けて山頂に到着です。
 山頂は広い台形の草原状で、中央には出雲神話に出てくる、アマノムラクモの剣の碑や鳥居、祠が鎮座。周囲に目をやると、一番に飛び込んできたのが大山です。中国地方の峰々、360度の展望を楽しみながら、涼しい風を受けて、昼食タイムです。
 残念ながらカタクリの満開は過ぎていましたが、ハイカー達はポツリポツリとあちこちに咲くカタクリの花にレンズを向けて名残惜しそうにしていました。
 展望を堪能した後、新緑の木立を縫いながら沢の流れに沿って亀石コースを辿り下山しました。
 下山後はヌルヌルした日本三大美肌の湯に浸かり、汗を流して帰途につきました。

9:30わくわくプール出発〜10:05鳥上滝コース登山口〜11:25船通山山頂(昼食)〜12:10下山開始〜13:20亀石コース登山口〜14:10斐乃上温泉着(入浴)

  船通の峰をめざせし 沢ぞいの
     急峻たどれば 眺望や涼し

28名
6月8日 白木山
(広島県)
 広島市安佐北区にある白木山(889m)に登りました。
 予定通り白木山駅付近を出発。梅雨の合間の曇り空の下、一般道を登山口に向かいスタ−ト。約10分で登山口に到着。蒸し暑く、すでに汗が流れ始めているが早速急登が始まる。ほとんど足元ばかり見ながら、あえぎながらひたすら登っていく。
 途中約20分ごとに5回の小休止をとり、約2時間40分かかって眺望のいい頂上に着いた時の達成感、開放感はこれぞ登山の醍醐味というもの。
 広々とした山頂で他の登山客と一緒に至福のランチタイム。
 下山はなだらかな尾根道からヤマアジサイの群生している長い林道を経て、KDDIの無線局の建屋のそばからの約50分の急な下りに挑戦。そして沢路を20分ほど下って上深川の登山口に全員無事到着。






 累積標高差が登りも下りも1000mを超える今までにないハ-ドな里山歩きでしたが、天候に恵まれたことと、皆様の思いやりと協力により無事に山行を終えることが出来たことに感謝するとともに、三世代同伴のアットホームなさわやか山の会が存続していくことを願う次第です。


9:10白木山駅側登山口−11:50白木山頂上(昼食)12:45−16:05上深川登山口着


  白木山 おりなす急峻 流る汗
    四方を見下ろす 峰なるランチ

  急登を 終えて林の 梅雨茸

33名
7月
19〜21日
日光白根山
(栃木・群馬県)
 梅雨明け直前の日光白根山(奥白根山)2,578mに登りました。
   ロープウェイで標高2,000mの頂上駅まで一気に上がり、二荒山(ふたらさん)神社の登山口前で全員揃って写真撮影。自然散策組4名と分かれて山道に。瑞々しいハクサンシャクナゲに目を奪われました。
 空が明るくなり、雨具を脱ぐと雨が落ち始め、小雨も上がり雨具を脱ぐとまた雨がぱらっと。気まぐれなお天道様に翻弄された感じ。
 11:40日光白根山の山頂に到着。太陽が顔を出し、晴れ晴れとした昼食を楽しむことができました。
 翌日は、旧軽井沢の散策を楽しんだ後、帰路につきました。








19日(土)
5:30ちょう外科-6:40倉敷駅北口-17:50「吟松亭あわしま」着(泊)
20日(日)
7:00朝食-7:30宿発-8:20ロープウェイ-9:00二荒山神社登山口-11:40白根山頂上(昼食)12:25-14:30ロープウェイ頂上駅-15:00ロープウェイ駐車場発-18:00「軽井沢パイプのけむり」着(泊)
21日(月)
7:00朝食-8:25旧軽井沢散策9:30-18:50倉敷-福山



  はるけくも バス路こえ行く 白根山
         雨具せわしき つゆ明けの峰


  梅雨合羽 脱いでまた着て 白根山


35名
8月17日 聖山・高岳
(広島県)
 広島県北西部、島根県との県境に位置する聖山(1,113m)と高岳(1,054m)に登りました。
 聖湖樽床ダムサイト駐車場に倉敷と福山からそれぞれチャ−タ-した中型バスで合わせて37名が集合。深入山いこいの村散策の2名を残して、予定より30分遅れで出発。バスの道中では降っていた雨も止み、気分良くなだらかな林道をゆっくりと歩いて約40分で聖山登山口に到着。
 ゆるやかで歩きやすい登山道を約30分で聖山頂上に到着。そして高岳への分岐から小刻みなアップダウンを繰り返す展望のない道をまだかまだかと言いながらたどり着いた高岳の頂上は広々と開け、眼下には箱庭のような聖湖の景色が広がっていました。夏空も晴れ、至福のランチタイム。
 下山は約1時間で高岳登山口に下り、湖畔の林道を戻り、全員無事に駐車場に帰着。

10:00樽床ダムサイト駐車場出発―11:20聖山頂上着―13:30〜14:10高岳頂上―15:30駐車場着


  盆あけの たか岳登山 雨やみて
       はずれて嬉し 降雨の予報

37名
9月21日 森林公園
(岡山県)
 高梁サービスエリアで岡山・広島組が合流し、予定通り9時に岡山県立森林公園に到着。9:15 新加入のお二人を加えて爽やかな秋晴れの空の下、36人の「さわやか山の会」の山行が始まった。
 出だしでリーダーが道順を間違え、「余分な道を歩かせないでよ。」との厳しい声を背に黙々と「すずのこ平」を目指す。やや急な上り道を30分進み、9:48最初のピークに到達。滲み出る汗をぬぐい、温まった体に余分な上着を脱いだりしながら5分間の小休止の後、歩を進めた。
10:28「すずのこ平」に到着。眺望の良いピークで、はるか北方に米子市の街並みを眺めながら再び5分間の小休止。 しっかりと手入れの行き届いた遊歩道に「とっても良い道ですね。」との声が其処此処で聞こえた。全員が和気あいあいと語り合いながら12時に千軒平に到着。待望の昼食休憩となった。
 北・西・南に開けた眺望は心地よい秋風を伴って、山登りの楽しさを嫌が上にも高めてくれた。12:40岩下路依くんのカウントダウンを合図に下山開始。もみじ滝を右手に見たり、おたからこう湿原を眺めたり歩いたりしながら、13:40管理センターに帰着。約4時間30分の山行であった。
 あとは定番の温泉三昧。「クアガーデンこのか」にゆったりと全員が身を委ね、笑顔・笑顔の1日であった。
 下山は約1時間で高岳登山口に下り、湖畔の林道を戻り、全員無事に駐車場に帰着。

10:00樽床ダムサイト駐車場出発―11:20聖山頂上着―13:30〜14:10高岳頂上―15:30駐車場着



  秋冷の 起伏のブナ林 汗ばめば
     迎える眺望 至福のランチ


  弁当は 松虫草を 眺めつつ

36名
10月
11〜13日
奥大日岳
(富山県)
 台風の影響が懸念された山行でしたが、行ってみれば快晴で気持ちのいい登山日和でした。
 前回4年前の時は小雨とガスで見えなかった山々も、今回は遠くまで見渡せ、最高の気分でした。
 奥大日岳(2611m)は標高差も少なく登りやすい山で、楽々と楽しみながら歩き、頂上では「さわやか合唱団」の歌声に山の神々も癒され喜んだことでしょう。
 また、剣岳の険しく鋭い尾根や稜線もはっきりとよく見えました。
 二日連泊となった雷鳥沢ヒュッテは荷物を軽量化でき、風呂は2種の天然温泉という山小屋としても楽しめました。

 6:50雷鳥沢ヒュッテ発 − 10:00奥大日岳頂上11:00 - 14:00雷鳥沢ヒュッテ着



    秋空に 牙の稜線 剣岳


   大日岳 台風予告が 秋日和
        眺望ゆたか 剣の雄姿

31名
11月16日 三段峡
(広島県)
 広島県西北部にある三段峡を歩きました。岡山班と広島班、2台のバスが小谷SAで合流し、三段峡正面口に集合。予定より少し遅れて出発。
 総勢36名の長い行列がひんやりとした渓谷の遊歩道をゆっくりと上流を目指して進んで行く。断崖絶壁や巨岩の間を縫うように流れる清流や引き込まれそうな透き通った深い淵などが連続する景観を楽しみながら12時前に三段峡の中間地点の水梨の広場に到着。
 至福のランチタイムの後、さわやか合唱団の唄声を惜しげなく渓谷に響かせ三段滝に向かって出発。他の大勢の観光客とすれ違ったり一緒になりながら間もなくメインポイントの三段滝に到着。
 しばし滝を眺めた後、今日のゴ-ル地点の餅の木口を目指して出発。少し見ごろは過ぎたようであったが所々に浮かぶ紅葉を愛でながら無事に迎えのバスの待機場所に到着。

9:20三段峡正面口出発―10:25黒淵着―11:50水梨着―13:10三段滝着―14:10餅の木口駐車場着

  紅葉なす 三段峡の 奇石ぞい
     折りなす清流 心あらわる
36名
12月21日 出雲弥山
(島根県)
 出雲大社のすぐ東に立ち上がる端正な山に登りました。
 6:20倉敷・7:20ちょう外科医院を少し遅れて出発。また道中でもアクシデント。
 雪景色の中で雪も降り出し、今日の登山の先行きを危ぶむような状況でした。しかし、出雲平野に到着すると山には雪は見えず、日が指し気分は晴れ晴れ。
 さあ行くぞ!子安寺を過ぎ少し林道を通り登山道を登る。最初の急登を過ぎても平らな所はないが、振り返ると日本海の白波が見える。
 もう少し登り出雲平野が右手に見えるあたりからチラチラと雪の姿が見え始める。林間を過ぎ岩が見えると頂上も近い。
 最後のひと踏ん張りで1時前頂上到着。三角点まではもう一息。出雲平野を上から眺め日本海の方向には風力発電の設備が見える。
 風は強かったが、頂上まで戻り寒さに震えながらやっと昼食。早めに切り上げ下山開始。1時間少々でバスに到着。
 そのあと出雲大社参拝と汗を流し出発地に向け帰った。

11:10登山開始−12:50頂上−13:10 昼食 − 13:35下山開始 − 14:40下山

  雪道の 憂いは消えど 出雲弥山
       冷え冷えに刺す 荒海の風
32名




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