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2011年(平成23年) 例会山行報告
   
  期日 山名 コメント 参加者
1月
16日
熊山
(岡山県)

 今年は広島組による府中味噌仕立ての豚汁ができあがりました。
 美味しい豚汁を頂きながら定時総会の議事が進められ、新年度の例会山行計画も決定。
 また4名の方々に会長から皆勤賞が贈られました。

   熊山の
     寒風巨杉
        揺らしゆく

   初登山 熊山みちは むつき晴れ
        積雪予報 いずこか消えて


38名
2月
19〜20日
ダルガ峰
(岡山県)
 国民宿舎あわくら荘に前泊して、飲めや歌えの大宴会。
 翌日、大茅スキー場のリフトでスキー場の上部に上がり、早速、わかん・スノーシューを着けて登山開始。
 樹林帯の中を気持ちよく歩く。広々としたダルガ平原に出る。全員で集合写真を撮ったあとダルガ峰に。 すっぽり雪に埋もれたダルガ峰の標識をスコップで発掘して、ダルガ峰に到達したことを確認しました。

 お天気も良く、すばらしい展望を楽しみました。避難小屋の内外で昼食をとったあと下山。あわくら荘でお風呂に入って帰りました。
 
    如月の 陽ざし駆け抜く 白銀に
       きしむかんじき 粟倉の尾根


 8:40大茅スキー場−10:30ダルガ峰−12:00避難小屋(昼食)12:40−14:20大茅スキー場
24名
3月27日 七国見山
(広島県)
 東北大震災から日も浅く、例会中止も検討されましたが、私たちは元気でいて、何か支援できる時にはその力を発揮するほうが役に立てると考えて、あえて計画通り行いました。
 ポカポカ陽気のなか、時間をかけながらゆっくり登って、眺めのいい道をぶらりぶらり下りました。
 帰りに近くの温泉に寄ると、ポンプの故障で温泉が汲み上げられないので入浴料が半額になるという「おまけ」までつきました。

  七国見
   向かいて菩薩に
    黙祷す
  震災の霊
   安らけくあれと


  七国を
   みはるかす山
    初桜


34名
4月17日 大山
(鳥取県)
 9:00大山寺橋駐車場に全員集合し、夏山登山道から頂上を目指しました。 今年は例年になく残雪が多く、登山口から雪道に。
 樹林帯を抜けると、澄み切った碧空雪のベールをまとった大山が姿を現わしました。快晴無風。 順調に高度をかせぎ、昼過ぎに山頂に到着。集合写真を撮った後、木道の上で昼食を楽しみました。
 13:30下山開始。行者別れまで一気に下り、行者谷への雪面を尻セードで下り始めたところ、制動不能による滑落が発生し、尻セードを中止。 元谷小屋の搬送用スノーボートで大山寺まで搬送し、慌しく例会を終えました。
  冷気刺す
   残雪深き 大山の
    眼下に望む
     弓ヶの浜辺


 9:05大山寺橋駐車場−夏道登山道−12:20大山頂上(昼食)−13:30行者別れ−元谷小屋−16:50大山寺
34名
5月15日 瓶ヶ森
(愛媛県)
 歩き始めは『山荘しらさ』から笹と潅木の尾根伝いの緩い上り。小さいコブを繰り返す。 登山道脇には淡いピンクのアケボノツツジや白い花を付けたオオカメノキが芽吹きの梢の合間に点在して、水彩画の世界でした。 瓶ヶ森登山口駐車場で昼食をとる。石土蔵王権現を祀る男山を経由し、瓶ヶ森の三角点のある女山の山頂を目指す。 瓶ヶ森の山頂はお皿を伏せたようになだらかさで、笹原に包まれて360度の眺望を楽しむことができました。

 10:25山荘しらさ出発−11:30子持権現山−12:05瓶ヶ森駐車場(昼食)12:50−13:25男山山頂−女山(瓶ヶ森)山頂−15:40山荘しらさ着
37名
6月19日 蒜山三座
縦走
(岡山県)
 頭上低く曇天の垂れ込める下蒜山登山口から登り始める。吹き出る汗を拭いながら、爽やかな涼風に「気持ちい〜い」。 フングリ乢から塩釜別れの上りで、「上りがなけらにゃええのに・・」との嘆き節も聞こえてくる。
 13:00中蒜山山頂に到着し、昼食。集合写真を撮り、上蒜山へ縦走を続ける。
 全員の笑顔が弾ける気持ちのよい縦走登山となった。

 つゆ間晴れ
  越え行く縦走
   蒜山の
  深き緑に
   紅さすつつじ

 蒜山の 風ここち良し
   たにうつぎ


9:00下蒜山登山口出発−10:48下蒜山山頂−13:10中蒜山山頂13:40−14:50上蒜山−17:00上蒜山登山口
43名
7月16〜18日 常念岳
(長野県)
 ちょうど今、安曇野を舞台にした朝の連続テレビ小説『おひさま』が放映されているので、この夏は一番旬な山を目指すことになりました。
 宿から小型バスとジャンボタクシー2台に分乗して一の沢登山口に入りました。例会直前に梅雨も明け、期待通りの晴天。
13:35常念乗越着。常念小屋にザックをデポして、サブザックで標高2857mの山頂を目指しました。 昨年は槍ヶ岳から常念岳の稜線を眺めましたが、今年は逆バージョン、槍ヶ岳・穂高連峰を心ゆくまで眺めることができました。

 常念の
  穂先目ざし
   息を継ぐ
  槍ヶの勇姿
    霧間に望つ

 きすげ咲く
   沢登り詰め
     常念へ


7月16日 5:00松永−6:15倉敷−15:25松本城16:40−安曇野『ほりで〜ゆ四季の郷』泊
7月17日 7:00朝食−8:00一の沢登山口−13:35常念小屋(昼食)14:35−16:00常念岳山頂16:35−17:35常念小屋(泊)
7月18日 5:30朝食−6:20常念小屋出発−10:30一の沢登山口−11:10『ほりで〜ゆ四季の郷』入浴12:40−23:00倉敷−松永
38名
8月21日 後山
(岡山県)
 岡山県の最高峰『後山(1345m)』に登りました。 ぬかるんだ杉林の登山道を過ぎると、大小様々な岩のガレ場で足元に神経を集中させながら暑くて苦しい登山道でした。 特に船木山手前の勾配のきつい直登は大変でした。途中でFさんから頂いた冷たいチーズケーキのお陰か、順調に後山山頂に到着。
 雨で眺望は望めず、お弁当を済ませて下山開始。途中、雨も上がり、薄日の射すお天気なりました。 下山後はOさん差し入れの冷たいスイカをご馳走になりました。その後『愛の村パーク』温泉に向かいました。


 まちわびの
  雨に降られし
   後山
  あえぎつ登れど
    わびしきランチ


9:15後山キャンプ場出発−11:20船木山−11:45後山山頂(昼食)12:25−14:15登山口
29名
9月11日 福田頭
(広島県)
 比和町総合運動公園の駐車場から舗装道を約1時間で登山口に到着。一休みして登山道に入る。 手入れされた杉の樹林帯の中、落ち葉の堆積でクッションが効いて歩きやすい山道をゆっくりと進む。 若干7歳のI君のはしゃぎ声が林間に響き渡り、皆の士気を高めてくれた。 三の滝手前の広場で小休止。Fさん特製のケーキで元気を回復。
 11:55見晴らしのいい大波峠着。尾根道を一気に頂上まで登りつめ、ランチタイム。 食後はEさんのハーモニカ伴奏で大合唱しました。

 下山後、『かさべるで』の風呂で汗を流して、さっぱりして帰りました。

 初顔の
  幼年の声
   カラコロと
  沢音にとどく
    福田の登山


9:00比和運動公園駐車場出発−10:00登山口−10:45三の滝−11:55大波峠−12:35福田頭頂上(昼食)13:30−14:55登山口着

38名
10 10月8〜10日 木曽駒ヶ岳
(長野県)
 6:30桂木場登山口を出発。胸突き八丁のあたりから疲れて遅れる人が出て、ペースダウン。 12:30西駒山荘着。昼食。遭難記念碑では100年を経て風化した文字に当時を偲びました。 15:40宝剣山荘着。荷物を置いて、宝剣岳の岩場を登り、山頂に。絶景を堪能しました。
 翌日5:40小屋を出発し、木曽駒ヶ岳に向かいました。山頂で全員登頂を祝福。
 小屋から千畳敷のロープウェイを利用して、紅葉を眺めながら下山しました。

 澄みわたる
  秋の駒岳
   岩場みち
  峰にたどりて
   わけあう歓喜


26名
11 11月20日 烏ヶ山
(岡山県)
 9:10 キャンプ場を出発。あられになったり、みぞれになったりの天候でしたが、快調に岩場近くまで登りました。
 4mほどの岩場も乗り越え、展望の良い岩場に。少し行くと峠からの道と合流。

頂上まであと少しでしたが、頂上直下の岩場が濡れて滑りやすいので登頂を諦めて勇気ある撤退を決断。 11:20 あられや雪で足元が悪く、悪戦苦闘しながらの下山でした。
 ブナの原生林に入ると、熊笹の葉にあたるあられの音が心地よく響いていました。



 荒れもよう
  烏ヶ山は
   冬まじか
  みぞれ舞いきて
   むかるみ険し


36名
12 12月18日 岳山
(広島県)
 二日前の寒波で、頂上付近は白く雪化粧していました。

 9:15 六社神社出発。烏帽子岩、六郎岩など巨岩・奇岩を眼にする。二郎岩との尾根の分岐点で二度目の休憩。
 北には世羅大地を、南には遠く瀬戸内海を望む。11時に岳山山頂に到着。

 とどろ岩のコースを下り利、陽だまりで昼食。50分間の昼食の後、さらに落ち葉の道を下りる。下山後、矢野温泉で寛いで帰りました。

 雪化粧
  師走の岳は
   寥々と
  四十余人を
   迎える奇岩


41名




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