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期日
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山名
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コメント
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参加者
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1
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1月18日
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熊山 (岡山県)
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どんよりとした曇り空の下、いつものようにお喋りしながら賑やかに登りました。
神社にお参りしたあと、山頂小屋で名物の豚汁を作りました。
美味しい豚汁を頂きながら定時総会の議事を進め、今年の例会山行計画も原案通り決定されました。
また昨年結婚された旧姓Fさんご夫妻に会長がお祝いの詩を朗読。
皆でお祝いの唄を合唱して、いつになく華やいだ総会となりました。
新婚の 二人寄り添う 初登山
9:05JR熊山駅出発−11:00熊山頂上小屋、総会13:15−14:40JR熊山駅着、解散
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35名
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2
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2月15日
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駒ノ尾山 (岡山県)
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昨年同様、国民宿舎あわくら荘に前泊。昨年と違い、積雪が少なかったので、わかんやスノーシューを着けずに登山開始。
雪の量は登るにつれて増えてきましたが、雪が締まっていて何とかスノーシューやかんじきを着けずに行く事ができました。
駒ノ尾山頂(1281m)は快晴、360度すばらしい展望でした。雪化粧したまわりの山々に迎えられ、至福のときでした。
山には四季折々の楽しみがありますが、冬はやっぱり雪山でしょう。
音高く 駒の尾山より 雪解水
笹倒し 雪は下界を 見せてくれ
銀嶺を 歩むかんじき 昼げあと 陽ざし柔らに 駒の尾が峰
8:00野鳥苑−10:40駒ノ尾山頂、避難小屋(フリータイム)14:00−15:45野鳥苑
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21名
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3
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3月15日
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倉橋火山 (広島県)
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呉市倉橋島の山、倉橋火山に登りました。
桂が浜温泉駐車場を予定通り海岸沿いの道から登山開始。
墓所を通って竹薮や雑木の中の比較的開けた道をゆっくりと登っていきました。
頂上到着。最高の天気に恵まれ、一目三県と言われる頂上から眺望を堪能しました。
下山後、桂が浜温泉では大勢のお客で混雑していましたが、有馬温泉もどきの湯でくつろぐことができました。
冷気さす やよいの火山 和らぎて 眼下に浮かぶ 瀬戸の島なみ
10:35桂が浜温泉駐車場−11:45鞍部−12:20後火山大岩−12:50前火山頂上(昼食)13:30−14:30桂が浜温泉駐車場
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27名
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4
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4月19日
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三瓶山 (島根県)
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無風快晴、最高の登山日和。午前8時に西の原・定めの松登山口から最初のピーク男三瓶山を目指し歩き出す。
木々の姿がなくなる六合目辺りから、前泊の湯抱荘の湯あたりか、美味しかったお酒の影響か?足取り重くペースダウン!
予定より少し遅れて男三瓶へ到着。大休止を取り、次のピークの女三瓶へ。痩せ尾根を下って登って女三瓶の頂へ。
女三瓶の山頂も夏日です。暑い暑い日ざしの中、鉄塔の日陰に寄り添いお弁当タイム。
エネルギー満タンで、次のピーク孫三瓶へ出発です。ピンクのミツバツツジが咲く緩やかな上りの登山道。ぎ向けば、芽吹き始めた梢の間から男三瓶・女三瓶の頂が見え隠れ、素晴らしい眺めの縦走も暑さのせいかピッチは上がらず、なんとか孫三瓶山頂へ。
後は子三瓶を残すだけだが、当初予定の1時間遅れ。子三瓶への縦走は次回に残し、三瓶温泉での入浴を最優先することを皆さんに了解してもらい、孫三瓶よりエスケープルートを下る。
三瓶温泉登山口に全員無事下山しました。
8:05西の原登山口−10:25男三瓶山−11:40女三瓶山(昼食)12:20−13:30孫三瓶山−14:40三瓶温泉登山口
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28名
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5
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5月17日
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富栄山 (岡山県)
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あいにくの雨模様の中、「のとろ温泉」駐車場に集合。雨具に着替え、登山口まで車で移動。
この天気では眺望は望めないので、大空山はパスする旨を伝え、9時過ぎに出発。
丸木橋で最初の休憩を取り、そこからは急な階段があり、ロープ伝いの険しい急登。
倒木の下を潜る箇所ありで、まるで障害物競走をするようなコース経て稜線の分岐に到達。
後はなだらかな稜線に沿って、11:00に富栄山山頂に着く。雨と風で、山頂の感激も少々薄らいでいたようでした。
下山開始。ぬかるんだ急登部分の下りに事故が心配されましたが、全員無事、12:45登山口到着。
雨の登山も趣きがあっていいと云うが、やはり晴れに越したことはない。
その後、キャンプ場でバーベキューを楽しみました。
登山口9:05−丸太橋9:25−稜線分岐10:40−富栄山山頂11:00− 稜線分岐11:30 −丸木橋12:20−登山口12:45
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23名
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6
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6月21日
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那岐山・滝山 (岡山県)
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毎年この時期の例会は蒜山三座縦走登山が定着していましたが、今年は那岐山縦走でした。
8:50那岐山Cコース登山口を出発。心なしか、皆さん雨に祟られることへの緊張感が感じられました。
休憩所や尾根で足もとからガスが舞い上がり、眺望は悪い。時折、眺望が開けたり、ほとんど雨に祟られる事もなく広戸仙山頂へ。
下山を始め、16:30声ヶ乢登山口到着。予定より30分遅れとなったが、蒜山三座縦走とはひと味違った縦走となった。
霧ふかし 尾根を歩めど 里かすむ つゆ空まえの 那岐の山越え
8:50那岐山登山口−9:55大神岩−10:50那岐山避難小屋−12:20滝山(昼食)−14:50広戸仙−16:30声ヶ乢登山口
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29名
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7
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7月18〜20日
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大峰山 (奈良県)
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登山口からの厳しい急登に耐え、緩やかな上り坂になる頃には展望もひらけて、稲村ヶ岳や大日山の雄大な姿に気力を奮い立たせて登りました。
狼平ではオオヤマレンゲの白い清楚な花に出会えました。花の命の短い花だということなので、記憶にとどめておきたい樹木でした。
アルプスの山とは違い、濃い緑とどこまでも続く深い山々。
遠く平安の昔から修行と悟りを開くために多くの人々に歩かれてきた道を楽しむことができました。
ぶな林 吹きぬく風の すずやかに
越えゆく尾根は 初夏の大峰
7月18日 弥仙館泊
7月19日 7:10登山口−10:30栃尾辻−12:50狼平(昼食)13:20−14:20弥山小屋−15:00八経ヶ岳−弥山小屋(泊)
7月20日 6:40弥山小屋−7:30狼平−9:40栃尾辻−12:50天川川合
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19名
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8
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8月9日
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黒沢湿原散策 (高知県)
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梶ガ森登山の計画でしたが、あいにくの大雨のため黒沢湿原の散策に変更になりました。大雨の中での山行お疲れ様でした。
大雨のため梶ガ森登山をあきらめ、標高550mのところにある黒沢湿原の散策に急遽切り替えました。
黒沢湿原で岡山班の女性陣が用意してくれた「そうめん」をいただき、ちょっと早い昼食タイムになりました。
今回はフルーツのデザートが出るという豪華版でした。時間はたっぷりあるし、登りもないので、心にゆとりのある散策でした。
まず案内板を眺め、湿原入り口からは木道が続いています。葦原が広がりその中に点々と花が見えています。
あ〜花の名前がわかればこんな楽しいことはないのに、と思いながら同行の女性の話に耳を傾けながら足を運ぶ。
サギ草・コオニユリ・桔梗・かわらなでしこ・ヒツジグサ・オミナエシ・etcの名前が言われていた。
そうこうするうちに南の端の「たびの尻滝」に到着。雨で増水の為水量豊富と言うよりも迫力のある滝になっていました。
湿原の反対側を出発地点まで帰りました。帰路、温泉に入り、買い物をして家路につきました。
降りしきる 梶ヶの森は 梅雨あけず 黙して歩む 雨の湿原
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28名
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9
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9月19〜23日
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八甲田山・
早池峰山・
月山
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9月のシルバーウィーク(5連休)を利用して東北の名山、月山・早池峰山・八甲田山に登りました。
山の会創立以来、最も長期の大遠征でしたが、お天気にも恵まれて、ほぼ予定通りに無事山行を終えることができました。
月山登山は予想せぬ事態が発生、出鼻を挫かれました。リフトが故障のため運行停止していて、やむなく姥沢小屋から登山を開始することになりました。
快晴無風。眩いばかりの極彩色の紅葉を愛でながら木道を軽快に飛ばし山頂へ。あいにく月山神社は神主は不在でしたが、参拝をした後、姥ヶ岳まで縦走して復旧再開したリフトで下山しました。
月山の 芭蕉の句碑や 天高し
紅葉の 色鮮やかな 月山を 谷間へたどる ほら貝の声
早池峰も紅葉がきれいでした。急峻で荒々しい岩場も難なく通過して山頂へ。雲海が美しく、至福の時間が過ごせました。
小田越まで一気に下り、車道を河原坊まで戻りました。
八甲田は酸ヶ湯温泉登山口から登り始めました。霧がたちこめ、小雨交じりでしたが毛無岱の秋色の湿原は格別でした。
頂上は風も吹き、眺望もあまり望めなかったので早々に下山を始め、赤倉岳を縦走してロープウェイでバスの待つ駐車場まで下りました。
岩場ふみ 危うく辿る 早池峰の 秋の深まり 紅葉に知る
この秋の 錦まといし 早池峰山
連日、温泉宿で英気を養い、それぞれ個性のある秀麗な東北の名山を楽しむことができました。
またK会長が興味深いビデオなど周到に準備してくださったお陰で走行距離3000kmを越えるバスの長旅も退屈もせずに過ごすことができました。
みちのくへ 続く道みな 稲穂波
9/19(土)松永5:00−福山5:30−倉敷北口6:15−倉敷IC−吉備SA−上越IC−荒川胎内IC18:30−19:00高瀬温泉『古川館』(新潟県岩船郡関川村)泊
9/20(日)『古川館』6:30−山形上山IC−月山IC9:05−9:40姥沢登山口9:55−11:35牛首−12:30月山(1984m)13:10−リフト上駅−リフト−15:20姥沢駐車場15:30−月山IC−19:10花巻IC−19:30花巻台温泉『吉野屋旅館』泊
9/21(月)『吉野屋旅館』6:25−7:40河原坊登山口7:55−11:25早池峰山(1917m)12:00−14:10小田越登山口14:20−14:55河原坊登山口15:00−紫波IC−黒石IC−17:00黒石板留温泉『斉川』(青森県黒石市)泊
9/22(火)『斉川』5:30−5:50酸ヶ湯温泉登山口6:00−井戸岳−9:10八甲田山(1584m)大岳ヒュッテ9:50−11:25八甲田ロープウェイ山頂駅11:45−ロープウェイ−山麓駅駐車場12:10−黒石IC−郡山JCT−猪苗代磐梯高原IC−20:00押立温泉『さぎの湯温泉』(福島県耶麻郡猪苗代町)泊
9/23(水)『さぎの湯温泉』6:50−猪苗代磐梯高原IC−吉備SA−18:00倉敷北口−福山−松永
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29名
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10
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10月18日
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石鎚山 (愛媛県)
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錦秋に彩られた西日本最高峰「石鎚山」に登りました。
石鎚ロープウェイで一気に標高1300mへ降り立ち、石鎚神社「成就社」まで20分の軽い足慣らし。
後は、紅葉の尾根伝いに八丁坂、前社森、夜明峠へとルンルン散歩と思いきや、前社森の長〜い急登の木道階段に足取り重し。
錦秋に彩られた前社森の紅葉景色に「うっとり」。元気を貰い夜明峠を通過。
ここからの展望は、晴天であれば赤や黄に染められた紅葉と切り立つ岩峰石鎚山の雄姿が迫ってくるのだが、今日は山頂部分がガスに覆われ、雄姿を見せず。
一の鎖・二の鎖・三の鎖の巻き道階段を喘ぎながら登り、石鎚神社を祀っている1954m弥山山頂へ行程3時間、12時5分に到着しました。
ガスに覆われた山頂での皆さんの一声は『寒〜い』。体感温度は氷点下、お決まりの記念撮影を済ませ、かじかんだ手で箸をあやつり、岩陰でそそくさとお弁当をたいらげる。
熱い味噌汁・コーヒーで生き返る。1982mの天狗岳をパスし、一路下山する。
夜明峠まで下って振り返ると、天狗岳の雄姿がガスの切れ間に顔を出す。全員で記念ショットの思い出づくり。
ロープウェイ山頂駅の手前から、遠くに「瓶ケ森」の優美な姿がくっきりと。来年度は「瓶ケ森」?
どんぐりを 踏み踏みて行く 石鎚山
修験者の 白装束や 秋の山
枕木に あえぎて 歩を継ぐ 登山道 秋の石鎚 絶えぬ人波
笹原に 北風の波 十方山
9:00ロープウェイ山頂駅−10:40前社森−11:30土小屋方面分岐(二の鎖)−12:05山頂・弥山(昼食)−13:35夜明峠−15:35ロープウェイ山頂駅
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27名
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11
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11月15日
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十方山 (広島県)
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広島県西北部にある十方山に登りました。
予定どおり登山口を出発。登山口には今季最後の紅葉を求め他にも団体の登山客がおり、我が山の会も久々に30名を超える大勢の参加となり、賑やかな山行となりました。
週間天気予報では当日は晴れでその前後は雨ということで、当たらない予報を祈るような気持ちで当てにしていましたが、雨は降らなかったものの、頂上付近はガスと強い寒風のため記念写真だけ撮って早々に引き返すことにしました。
樹林帯まで下ってほぼ平坦な登山道の脇で昼食タイムとなりました。
残念ながら頂上からの展望は又の機会にお預けとなりましたが、往復途中はブナなどの落ち葉で敷き詰められた登山道を歩きながら、ほとんど幹と枝だけになった樹林の中に鮮やかな紅色の姿を浮かび上がらせる紅葉など深山幽谷の景色を堪能出来たように思います。
十方山は西中国山地では屈指の高峰で、名前の由来は頂上の展望の素晴らしさで、四方八方よりさらに広く、遠くまで展望が利くということで十方山と名づけられたということです。
山域にはブナの原生林が広く残っており、月の輪熊の生息地域でもあります。
古くから名山として知られておりますが、年間を通じて登山者が多い割には登山道の整備はあまり行われていないようで、それが自然のままで良いと言えるのかも知れません。
遭難碑が二箇所に建っていたように、冬季は降雪量が多く登山には厳しい山としても知られています。
今回も全員大過なく帰還できて良かったと思います。
落ち葉ふみ 危うく下る 十方路 楽しみランチ 冷えびえ終えて
9:00瀬戸の滝登山口−10:45五合目−12:05十方山頂上12:15−12:35昼食休憩−15:10登山口着
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31名
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12
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12月20日
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大麻山 (徳島県)
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寒波襲来予想で、全員が重装備の出で立ちであった。ましてや2348段もの階段があることなど、だれが予想していただろう。
気を取り直し、靴のひもを締め直し、全員が大麻比古神社へ参拝を済ませ、いざ奥の院へ。
悲壮な覚悟で?登り始めたら、538mの里山らしい山道が続き、快適な山道となっていくではないか。
700段ほど階段を数えてくれた地点で、温まった体から各々が上着を1枚はぎ取り、階段のきつい上りが始まった。
息が弾み、足が弾み、話も弾み。時折舞い落ちる雪花も、さわやか山の会の締め括り登山を祝福するかの如き趣であった。
時折休憩をとると後方に鳴門市街の一部が見えた。
真名井の名水でのどを潤した後、一気に頂上を制覇。予定通りの快適な上りであった。
奥の院で昼食をとり、眺望の良い77番鉄塔で記念写真を撮り終えたころ、同行者が現れた。メスの柴犬だ。
卯辰越を過ぎ、車道に下りるまで我々の前や後ろを歩いてくれた。時には先導して我々を待ち、振り返り振り返り我々を待ち、会員手ずからの餌を食し、共に歩いてくれた。
誰もが微笑んだひと時でもあった。車道に出た時に分かれてしまったが、あくまでも爽やかな出会いと別れであった。
心地よい疲れとともに、今年最後の例会を無事終えた。
名水が ご神体なり しめ飾り
冬木立ち 大麻山は 落ち葉じき 迷い犬との 下山も楽し
10:10大麻比古神社出発−11:50大麻比古神社奥の院(昼食)12:30−<四国の道経由>−14:30大麻比古神社着
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33名
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