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  2013年 例会山行報告


2013年(平成25年) 例会山行報告
   
期日 山名 コメント 参加者
1月20日 操山
(岡山県)
 新年の例会は山の会創立以来「熊山」で開催してきましたが、今年は岡山市内の「操山(みさおやま)」に場所をかえて、新春例会が行われました。
 9:00岡山電気軌道東山駅付近に集合。近くにある「玉井宮」と云う由緒あるお宮の本堂にて、参加者47名が会の安全と各人の無病息災祈願の御祓いを受け、数野会長が玉串を奉納し、気持ちも新たに新春山行に足を運びました。
 操山は、多くの岡山市民にハイキングや散策で親しまれる丘陵地で、古墳がいくつも点在し、神社仏閣もあり、市街地を展望できる憩いの山です。三勲神社跡、カナメモチのトンネルを経て、操山山頂で集合写真を撮り、一路総会と豚汁の待つ操山公園里山センターまで1時間少々歩きました。
 総会では豚汁、お神酒を頂きながら、例会山行、会計・監査報告に続き、皆勤した7名に記念品を贈り、新年度の山行計画案を満場一致で承認し、総会を終了しました。
 13:10里山センターを後にして、13:40奥市の駐車場で解散し、新春山行を終えました。この一年、会員の健康と安全登山を神様(玉井宮)に御加護を祈念するばかりです。
   初詣 頭上に清し 金の幣(ぬさ)


47名
2月
16〜17日
駒の尾山
(岡山県)
 今年は雪が少ないとの情報通り、行きのバス道中でも雪景色が見えず粟倉に入って初めて積雪を見ると、さすが雪の国を感じました。
 先発組は昼から新雪の貸切状態のスキー場を登り、誰かに似せた大きな雪だるまを作って遊びました。
 宿に帰ってからは、雪のちらつく露天風呂と鍋料理とカラオケで、普段の泊まり山行とはちがう楽しみでした。
 翌日、新コースの駒の旺山荘から駒ノ尾山(1281m)へ新雪を踏んで登り、頂上の大パノラマに感激。昼食の熱いうどんを味わって、同じルートをこれも又楽しとばかりに、滑ったり転んだりしながら下山しました。
8:40駒の旺山荘―11:45駒の尾山13;00―15:00駒の旺山荘

春待ちの
 粟倉の里 雪深く
   孤高のダルマ
    ゲレンデに積む

 雪山に
  己のルート 持ちし犬


17名
3月17日 尾道三山
(広島県)
 尾道市の千光寺山・西国寺山・浄土寺山に登りました。JR尾道駅前広場に集合、出発。
 さわやか山の会はじまって以来最高の50名を超える大人数の参加となり、古寺めぐりコ−スを長蛇の列が進んで行く。

 まず千光寺山ではまだ蕾の固そうな桜の枝の下で小休止。迷路のような道や石段を登ったり下ったりして西国寺山、そして浄土寺山へ。
 浄土寺山頂でお待ちかねのランチタイム。ぽかぽか陽気の中で至福のひと時を過ごし、浄土寺まで下りてミ−ティングして解散。後は三々五々、尾道の街を散策して楽しみました。
  石だたみ 賑わいたどる 丘の寺
       五十余人に 春風やわら


  春の海 目指して翔けよ 「鷲の松」

9:10 JR尾道駅前出発−9:50千光寺山頂着−11:00西国寺山頂着−12:20浄土寺山頂着−13:30浄土寺着解散
52名
4月21日 朝鍋鷲ヶ山
(岡山県)
 4月例会は、真庭市蒜山盆地の西端に位置する朝鍋鷲ヶ山(1074m)に登りました。山名は山容がなだらかで浅い鍋底型をしていることに由来するとのことです。
 前日の降雪で想定外の雪山山行となりました。生憎の雨の中、9時に蒜山ベアバレースキー場から歩き始める。朝鍋鷲ヶ山登山口までのアスファルト道のアプローチで足慣らしです。登山口からいきなりの急登の雪に埋もれた丸太階段が待ち構えていました。連続する階段の登山道を三平山縦走路の分岐まで、小休止をはさみながら、足を踏み外さないよう注意しつつ、喘ぎながら登って行く。
 分岐から頂上までは緩やかな上りで、足首まで埋もれる登山道の雪を踏みしめ、数分で山頂に到着です。
のっぺらとした山頂は真っ白な雪と一瞬霧に覆われ、幻想的な光景でした。展望台から360度のパノラマ展望は叶わなかったが、雪っ原でのお弁当タイムは思い出に残ることでしょう。
 下山は野土路乢までの高圧線鉄塔巡視路登山道を、雪に隠れた道を足でまさぐりながらゆっくり下る。野土路乢からは廃道となった静寂な旧県道を、雲の合間に覗く雪景色の大山を遠望しながら、蒜山ベアバレースキー場まで、スタコラサッサでウォーキング下山。そのあと温泉入浴で冷え切った体を温め帰路につきました。

 こぶし咲く 山頂に雪の
          筵かな

 意表突く 四月の雪は 鷲ケ山
   ランチ冷えびえ 白銀の峰


9:00蒜山ベアバレースキー場−9:35朝鍋鷲ヶ山登山口−10:55三平山縦走路分岐−11:00朝鍋鷲ヶ山(昼食)11:45−12:50野土路乢−13:50蒜山ベアバレースキー場

46名
5月19日 高越山
(徳島県)
 徳島県吉野川市(旧山川町)の吉野川南側にそびえる別名「阿波富士」と呼ばれる高越山(こうつうざん1133m)に登りました。
 山頂には1300年前に役小角が開祖したと言われる高越寺があり、古くからの修験(しゅげん)道の山で「おこうっつぁん」と呼ばれて親しまれ信仰されています。

 9:20鉄塔コース登山口から、雨を心配しながらの登山スタートです。視界のきかない緩やかなジグザグな鉄塔巡視路を登り、表参道と合流するコース中間点「中の郷」付近から雨となり、レインウェアー着用の山行となりました。おやつタイムの休憩後、その昔はお寺詣での人達で賑わっていた参道の往時を偲ばす登山道を登って行く。ここからが頑張りどころ、しんどい登りです。  雨と標高差千メートルの尾根道に身体が悲鳴を上げ出し、列から遅れる人が出ましたが、雨が降りしきる高越寺に到着です。
 最後の石段を鉛のように重い足を一歩一歩引上げ、12:40山門をくぐる。お弁当タイムはお寺のご厚意で室内でとることができました。雨と汗で冷えた身体もエネルギー補給と休憩で回復です。雨の中10分ほど先の高越山山頂へ登り、集合写真を撮る。山頂から眺望のピンクに染まるオンツツジ群落は残念ながら雨に霞んでいました。
 お寺に戻り再度全員で集合写真を撮り、今回のハイライト「船窪オンツツジ公園」へ平坦な簡易舗装道を下って行く。


 雨も上がり、途中の立石峠から眼下に広がる雲海は一景に値しました。そして船窪オンツツジ公園に到着です。三分咲きにもかかわらず、目の前に広がるピンクに染まったオンツツジ大群落に圧倒された参加者は大感激。あちこちで記念撮影に大忙しでした。
 感激の余韻を残しお迎えバスで「ふいご温泉」へ、雨と汗で疲れた体を温泉でリフレッシュ 『お疲れ様でした!』



  雨あしの 予報あたれど 高越山
     ツツジのほむろ 心やわらぐ

  千本の 朱の燭となり 雄躑躅


9:20ふいご温泉・鉄塔登山口→10:50中の郷→12:40高越寺(昼食)13:30→13:40高越山山頂→14:00高越寺出発(下山)→14:50 船窪オンツツジ公園→15:20 公園駐車場着
35名
6月16日 比婆山ー吾妻山
(広島県)
 雨が降らない梅雨、登山の日だけは雨が降らないでと不謹慎にも週間天気予報を見る毎日。幸いにも前日に雨が降り、当日は晴れ曇り、ラッキー。
 9:35出発。吾妻山登山口では草原に点在する池に睡蓮花が早々に出迎えてくれた。山道の両脇には満開を迎えた多くのタニウツギやヤマツツジが目を楽しませてくれる中を進み、山頂に到着。

 山頂から振り返ると、緑の草原の中に赤い屋根のロッジが映え、周辺の池とマッチして箱庭のような素敵な眺めです。
 これから挑戦する比婆山方向に目をやると、大膳原を眼下に360度遮るもののない眺望です。

 11:40 ブナ林の中を登り烏帽子山に到着。雲が出て大山まで遠望は出来ませんが、比婆山連山を望みながら昼食タイムです。

 古事記に登場する御陵で記念写真を撮り、池の段へ向かいます。前日の雨に洗われた緑に映えるブナ林の中を進み、池の段へ到着。
 吾妻山や比婆の九連山を遠望しながら休憩。これが最後の登りと、疲れた体に暗示をかけながら立烏帽子を経て16:05下山。

 皆さん健脚で、全員怪我なく、ほぼ予定通りに下山できましたことに感謝し、7月例会のリーダーさんにバトンを渡した後、県民の森センターで風呂に入って疲れを癒し、帰途につきました。





  つゆま晴れ 雲間の陽ざし 汗ばめど
         比婆の草原 そよ風涼々


  撫林の 木の下涼し 縦走路


37名
7月
13〜15日
木曽御嶽山
(長野県)
 山中の静かな宿でゆっくり休養した会の精鋭25名は翌早朝5時より御嶽山を目指し、小雨の中を出発。
 五の池小屋で大休止後、賽の河原を経て、二の池の大きな山上火山池と雪渓の景色に感動し、剣ガ峰手前の岩場でスリルを味わい、下りのお花畑では、多くの花々に疲れも癒されました。
 小雨や曇り空で、あまり景色は見えませんでしたが、それでも剣が峰あたりでは一瞬雲が切れて、三千メートルからの感動の眺めでした。
 今回は足の遅い方も参加しているとはいえ、行程12時間と長丁場を本当によく頑張りました。


5:15宿 → 9:20五の池9:40 → 11:00二の池11:40 → 13:20剣が峰13:50 →17:10田の原  はるけくも バス路たどりて 木曽の里 風雨ざわめく 御嶽縦走

26名
8月18日 龍頭山
(広島県)
 広島県中西部、中国地方百名山の一つ、龍頭山(928m)に登りました。
 登山口の「どんぐり村駐車場」に倉敷と福山からそれぞれチャーターした中型バスとバイク1名を合わせて37名が集合。予定より20分遅れで出発。なだらかな林道をゆっくりと歩いて約20分で登山口に到着。
 連日の猛暑の下界を離れ少しでも涼しさを体感できればという思いがあったが、やはり荷物を背負って坂道を歩けば大汗が出る。小刻みに休憩をとり、水分補給をしながらゆっくりと登っていく。



 幸い頂上まではブナなどの広葉樹林の木陰が続き、日射が防がれ、樹間を吹き抜ける涼風が濡れた身体を心地よく冷やしてくれ、なだらかな尾根道を順調に歩くことができた。頂上では360度の素晴らしい展望を満喫しながら至福のランチタイム。
 下山は登って来た同じ道を引き返し、全員無事に駐車場に帰着。今回もFさんから葡萄の差入れ、Oさんから冷えたスイカの差入れがありました。ご馳走様でした。

 猛暑なか どこまで続くか つづら坂
      涼風うれし 龍頭の山頂


 瀬戸内海 見晴るかす山 風涼し


9:20どんぐり村駐車場出発―9:40登山口― 11:40龍頭山頂上12:30―14:10駐車場着
37名
9月8日 大空山
(岡山県)
 岡山県苫田郡鏡野町富村にある大空山(1103m)に登りました。
 小雨降る「のとろキャンプ場」(駐車場)に広島班13名、岡山班14名が8:30頃、雨具を被り集合しました。生憎の天気に眺望も望めず、少々士気の上がらない様子でしたが、気持を切り替え登山口へ。いきなりぬかるんだ急登の階段が出迎えてくれ、割ときつい山行になると予感しながら丸木橋手前で最初の休憩を取りました。比較的急峻な登山道には倒木が幾つか有り、それを四つん這いになりながら潜り抜け、尾根の分岐点に着きました。

 後はなだらかな尾根道を20分程歩いて大空山の山頂に到着し、集合写真を撮りました。続いて15分程南に下り、電波塔のある大空山牧場頂上まで行き、そこで昼食タイム。その頃には小雨も殆んど止み、少しだけれど山並みが見える程になりました。
 下山は来た道をそのままに歩み、下山途中、転倒した人も数人いたようでしたが、全員無事駐車場に帰還し、のとろ温泉「天空の湯」で心身共に洗い流しました。
 小雨降る山でしたが、なかなか趣のある?山行でした。 9:00駐車場−9:15登山口−10:50分岐点−11:05大空山山頂−11:20牧場頂上−12:15下山−14:40駐車場着
 潜りゆく 倒木いくつ 茸生ふ

 大空山 続く急峻 あえぎつも
 眺望ひらけぬ 霧の山頂


27名
10月
12〜14日
九重連山
(大分県)
 昨年に続いて、今秋も九重連山の山旅を楽しみました。 12日、バスの中は、会長お手製のカクテルの数々で、まるでカフェ・バー状態に。すっかりほろ酔い気分で長者原の宿に入る。温泉で温もった後、オーベルジュ・コスモスの名シェフが腕を振るったフルコース料理で英気を養った。

 翌13日も快晴。8:00ホテル前から登山開始。雨が池を越え、10:20坊ガツルのキャンプ場に。雲一つない秋晴れに黄金色のススキの穂が映える。小休止してから平治岳をめざす。
 岩混じりの登りで一汗かくと、大戸越のコルに着いた。ここから平治岳を見上げるとミヤマキリシマの緑葉で山肌が一面覆われていてふくよかな感じがする。ミヤマキリシマの花咲く季節の光景を想像するだけで溜息が出る。ザックを置いて空荷で平治岳を往復。大戸越で昼食タイムとなった。
 13:35大船山を目指して出発する。北大船山を越え、段原の分岐に到着。ザックを置いて、空荷で大船山を往復する。大船山の山頂から阿蘇五岳、中岳、三俣山など360度の展望に時を忘れる。

 段原まで下り、あらためて全員で集合写真を撮る。ここから法華院温泉山荘に向けて一気に下った。
 17:30山荘到着。温泉で汗を流した後、生ビールで乾杯。夕食後も部屋に集まり、遅くまで語らいが続いた。
8:00長者原−雨ヶ池越−10:20坊ガツル−11:30大戸越−平治岳往復−13:10大戸越(昼食)13:35−北大船山−14:50段原−15:10大船山−15:20段原−17:30法華院温泉山荘(泊)

 風そよぐ すすきたなびく 高原に
       テントの花咲く 坊ガツル


 天高し 眼下に一望 阿蘇五岳


 天高く すみきった空 九重の
        笑顔あふれる 登山道


 平治岳 広がる視界 坊がづる
       彩るテント 草原の華


30名
11月17日 東郷山
(広島県)
 広島市近郊にある東郷山(977m)に登りました。
 大森神社駐車場を予定どおり出発。42名という大勢の参加となり、にぎやかな山行開始。曇り空を見上げ、雨が降らないことを祈りつつ街中から登山口を目指し、平坦な林道を30分ほど歩いて白井の滝滝口に到着。大人数のため二班に分けて順次、滝壷付近へ下り、10m余りの落差の綺麗な滝を見物。
12〜3人の他のグル−プと前後しながら登山道を登っていく。送電線の巡視路として整備された急な階段を登って最初の鉄塔下の広場で小休止。つづいて小休止ポイントの第2、第3の鉄塔を経て呼吸整えながら、大森神社から2時間30分で頂上に到着。


 記念撮影をして早速ランチタイム。頂上は狭く、寒くて、42人がひしめき合いながら弁当をパクつく状況。
 下山は同じ道を引き返す。終始活きのいい二人のキッズの黄色い声に励まされながら、所々樹林の中に鮮やかな紅色の姿を浮かび上がらせるもみじ等、晩秋から初冬へと移り変わる里山歩きを楽しむことが出来ました。ご案内していた湯来温泉に岡山班の皆さんが入られなかったのが残念ですが、又の機会をお楽しみに。


9:00大森神社駐車場出発―9:35白井の滝着―10:25第一鉄塔着―11:30東郷山頂上着―12:20下山開始―14:10駐車場着

 風の意に 任せ天翔く
       木の葉かな

42名
12月15日 高滝山
(岡山県)

 総社市にある高滝山(506m)に登りました。
 全員、JR伯備線美袋駅8:38着の電車で集合して、8:50駅前を出発する。高梁川を渡り、朝靄煙る人影の少ない槻村落を過ぎて山道に入る。槻本谷を沢沿いに登ると「やすらぎの滝」に出た。境ヶ乢の分岐から急登となる。落ち葉を踏みしめ、喘ぎながら登りきると岩山の稜線に出た。男岩の奇岩から次郎岩、太郎岩と過ぎ、おこもり堂跡に。高滝山頂上で集合写真を撮ったあと、おこもり堂跡まで戻り昼食に。ぽかぽか陽気にお弁当を広げて話も弾む。

 帰りは妙見ルートを下り、14:10に美袋駅に到着。今年の例会山行を全員怪我なく無事に締めくくった。

8:50 JR美袋駅出発−槻谷川−(槻本谷ルート)−境ヶ乢−(岩山ルート)−11:10 高滝山山頂−11:25 おこもり堂跡広場(昼食)12:10−(妙見ルート)−妙見宮−14:10JR美袋駅着(解散)



 太郎岩 次郎岩抱き 山眠る

 落ち葉じき 急峻たどれば 薄日さす
         冬枯れつづく 高滝の峰

 十二月 ソフトをやすみ 山のぼり


34名




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